2015年国民生活センター見守り情報

(12月11日)市販薬で副作用 すぐ飲むのを止めて相談を

ドラッグストアで購入した風邪薬を服用した。夜になり、全身にじんましんが 出て、目、唇がただれるほど腫れ上がった。(70歳代 男性)

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<ひとこと助言>

☆薬局やドラッグストアなどで購入できる風邪薬などの一般医薬品でも、副作用が起きた事例が報告されています。なかには、死に至るまたは後遺症が残るような重篤なケースもあります。

☆医薬品を購入するときは、アレルギーの有無や副作用の経験、持病及び併用している薬を薬剤師や登録販売者に伝えましょう。

☆医薬品を飲む前に説明書を読み、飲んで異常を感じたら、すぐに薬を飲むのをやめて、医師や薬剤師に相談してください。

☆医薬品医療機器総合機構では医薬品や副作用被害の救済制度について問い合わせを受け付けています。

         「医薬品に関する相談:電話番号:03-3506-9457」

 「医薬品副作用被害救済制度:電話番号:0120-149-931」

 

 いずれも、受付時間:月曜日~金曜日  <祝日・年末年始を除く>午前9時~午後5時

(11月26日)染毛剤(毛染め)による皮膚炎が起きています

 同じ染毛剤を使ってすでに2回毛染めをしている。自宅で3度目に使用したとこ ろ、目が開かないほど顔面が腫れ、1週間仕事を休んだ。メーカーに相談すると、 セルフテストをしたかと聞かれたが、説明書の字が小さくて内容を判読できな かった。(60歳代 男性)

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<ひとこと助言>

☆ヘアカラーリング剤のうち、医薬部外品である酸化染毛剤(ヘアカラー、ヘ アダイ、白髪染め等と呼ばれる)は、その主成分でアレルギー性の皮膚炎を起こしやすいことが知られています。

☆軽微なかゆみや痛みを無視して、毛染めを続けるうちに、重篤な症状が現れ ることもあります。染毛剤を使用する際には必ず毎回、事前にセルフテスト(商品には「皮膚アレルギー試験(パッチテスト)」と記載)を行うことが 大切です。

☆これまで染毛剤を使用して異常を感じたことのない人でも、突然アレルギーを起こすことがあります。異常を感じた場合は、すぐに使用をやめ、医療機 関を受診しましょう。

(11月11日)電気ストーブを使用中の火災に注意

就寝中に寝返りを打った際、足元付近に置いていた衣類が電気ストーブに接触 し出火した。初期消火を試みたが消火できず、逃げ遅れて死亡した。(80歳代  女性)

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<ひとこと助言>

☆例年、12月からストーブによる火災が急増します。電気ストーブ類は、炎が出ていないため安全に見えますが、熱があるので火災の危険があります。

☆ストーブの近くに布団・衣類や雑誌などがあると接触して出火する危険があります。ストーブの周囲には物を置かないことが大切です。

☆寝るときや、その場を離れるときは、必ずスイッチを切るようにしましょう。使用しないときは電源プラグをコンセントから抜いておくことも予防につながります。

 

*「電気ストーブ類」とは、電気ストーブ、カーボンヒータ、ハロゲンヒータ、 温風機を含みます。

(10月20日)マイナンバー詐欺にご用心

<事例1> 「マイナンバー制度の導入に伴い、個人情報を調査中である」と言って、女性 が来訪し、資産や保険の契約状況などを聞かれた。本当に行政機関がそのよう な調査をしているのか。(60歳代 女性)

<事例2> 若い男性から「マイナンバーが順次届いており、みんな手続きをしているが、 あなたは手続きしたか」との電話があった。「まだしていない」と答えると、 「早く手続きをしないと刑事問題になるかもしれない」などと言われ、不審に 思った。(70歳代 男性)

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<ひとこと助言>

☆マイナンバーの通知や利用手続き等で、国や自治体の職員が家族構成、資産や年金・保険の状況等を聞くことはありません。 ☆不審な電話はすぐに切り、来訪の申し出があっても断ってください。

☆万が一金銭を要求されても決して支払わないようにしましょう。

☆少しでも不安を感じたら、すぐにお住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください

 

(消費者ホットライン188)

(9月29日)150万円払ったのに…台風で壊れた屋根の修理が未着工

 台風で屋根が壊れたので、電話帳で見つけた業者へ修理を依頼した。業者はすぐに来て、屋根にブルーシートを掛ける応急処置を行った。その際「瓦のまま では重いので新しい屋根にしたほうが良い」と言われ、費用の半額である150万 円を振り込んだが、4カ月経っても工事が始まらない。(60歳代 女性)

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<ひとこと助言>

☆災害による被害で、住宅の修理などが必要な場合でも、慌てずに複数の業者から見積もりを取ったり、周囲に相談したりした上で契約しましょう。

☆住宅の損傷について、業者に不安なことを言われても、本当にその工事を行う必要があるかどうか、慎重に検討しましょう。

☆高額な費用の前払いは避け、できるだけ完成後の支払いを主とした契約にしましょう。

 

 

☆台風や、大雪・地震などの自然災害が起きた後は、住宅修理や便乗商法などの様々な相談が寄せられます。困ったときには、お住まいの自治体の消費生活センター等に相談ください(消費者ホットライン188)。

(9月16日)安くなるはずの電話料金が2.5倍に IP電話の契約

「IP電話に変更すれば電話料金が安くなる。工事費用も工事後に返金する」と いう勧誘電話があった。年金生活なので、安くなるなら助かると思い承諾した。 その後、工事費用は返金されたが、毎月の電話料金がこれまでの2.5倍になり 驚いた。契約書を息子に見てもらうと、インターネット接続サービスも契約し ていることが分かった。パソコンを持っていないので不要な契約だ。説明と違 うので納得できない。(80歳代 女性)

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<ひとこと助言>

☆IP電話はインターネット回線を利用するサービスのため、勧誘事業者を通じて、光回線、プロバイダ、その他オプションサービス等を同時に契約することが多く見られます。

☆さらに、IP電話に変更したことにより、これまで利用できていた緊急通報サービスなどが使えなくなる場合もあります。

☆勧誘されても、その場で返事をせずに、家族などと一緒に契約内容や1カ月の支払総額、解約条件などを確認しましょう。

(9月4日)国勢調査の調査員が直接電話で質問することはありません  

 自宅に国勢調査を名乗った電話があり、「一人暮らしか、国民年金か厚生年金 か、証券はあるか、貯蓄は1千万円以上あるか」などを聞かれるままに答えてし まった。国勢調査はこのように電話で質問するのか?(70歳代 女性)

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<ひとこと助言>

☆国勢調査をかたって家族構成、預金等の個人情報を聞き出そうとする不審な 電話に関する相談が寄せられています。

☆国勢調査では、預金額、収入など財産に関する質問事項はありません。また、直接、調査員が電話やメールで個人の情報を聞くことはありません。

☆不審な電話があったときは、お住まいの都道府県の統計主管課や自治体の消費生活センター等にご相談ください。

 

*平成27年の国勢調査は9月10日から、調査員証を携帯した調査員が「インターネット回答の利用案内」を全世帯に配布します。また、期限までに回答がなかった世帯には、9月26日から紙の調査票を配布する方法で行います。

(8月28日)物干しざおに10万円! 移動販売に注意     

 物干しざおの移動販売のアナウンスが聞こえたので、呼び止めた。「昔の値段 で売ってます」と言うので、常識的な価格だろうと思い、3本を注文した。その 後、自宅用に合わせた長さに切った物干しざおを持ってきて、3本で約13万円を 請求された。驚いて抗議したが「切ってしまったから返品できない」と言われ た。交渉して約9万円に下がったので仕方なく払った。(70歳代 女性)

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<ひとこと助言>

☆物干しざおの移動販売では、市価の数倍もの金額を請求し、威圧的な態度で支払いを強要するケースなどが見られます。

☆クーリング・オフが出来るケースがほとんどですが、領収証が渡されなかったり連絡先が架空だったりするため、業者との返金交渉は極めて困難です。せめて、車のナンバーだけでも控えるようにしましょう。

☆購入前には、「1本○○円ですね」「○○円以上の支払いはありませんね」などとはっきり価格を確認し、納得できない場合は、断りましょう。

 

☆すごまれて恐怖を感じた場合は、近所の人や警察に助けを求めましょう。

(8月21日)衣服の裾を踏み思わぬ大怪我

<事例1>

くるぶし丈のスカートをはいて階段を上がるとき、スカートのすそを踏んで前 に転んで手をついた。(70歳代 女性)

<事例2>

駅で電車に乗ろうと改札から駆け出したところ、ズボンのすそを踏んでしまい 前のめりに転倒した。メガネがホームに当たって壊れ、顔に強く当たり、顔が 少し切れた。(60歳代 男性)

<事例3>

夜中にトイレに行こうとしてパジャマのすそを踏み、タンスの角に額をぶつけ 出血し、病院に行った。(70歳代 男性) ===================================

<ひとこと助言>

☆ズボンやスカート等を購入する際は、必ず試着をして長さを確認し、サイズ の合ったものを着用しましょう。

☆体重の変化により、知らないうちに衣服がゆるくなりすそを引きずっている こともあります。こまめに調整することが大切です。特にパジャマのゴムは緩みやすいので注意しましょう。

 

☆高齢者の事故では、転倒事故が多く、悪くすれば、転倒により骨折、長期入院、そして寝たきりになることも予想されます。転倒の危険を避けるため、日常生活でこまめに体を動かし、体力、注意力やバランス機能の維持を心が けるとともに、健康にも気をつけましょう。

(6月9日)日本年金機構の個人情報流出に便乗した電話に注意

消費生活センターを名乗る人から電話があり「年金の個人情報が流出しており、 空き巣に入られるケースが増えている。あなたの情報が新聞に全部書いてある。 消費生活センターなら無料で削除することができる」と言われたので、「あや しい」と思い、こちらから電話を切った。(70歳代 女性)

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<ひとこと助言>

☆「あなたの年金情報が流出している」「流出した年金情報を削除できる」などといった不審な電話や勧誘があっても、相手にせずすぐに電話を切ってください。

 

☆この件に関して、日本年金機構や消費者庁、国民生活センター、消費生活センター等の職員から消費者へ電話やメールで連絡をすることはありません。

(6月2日)粗品をきっかけに通っていたら、2か月間で500万円の契約をしてしまった

「商品の宣伝を聞いて無料で商品がもらえる」と知人に誘われ会場に出かけた。 販売員の話が楽しく何度か通っていたら、2カ月の間に、布団や磁気治療器、下 着などの購入を次々に勧められ契約してしまった。自分だけ小部屋に呼ばれて 勧誘されたり、「あなたのため」などと言われたりして、断りきれず買ったこ ともある。購入時は頭金の支払いだけなので、高額だという意識はなかったが、「場所を移転する。残額を支払って」と言われ初めて、総額が500万円以上だと 分かった。生命保険を解約し、貯蓄と併せて支払った。商品を返品するので返 金してほしい。(80歳代 女性)

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<ひとこと助言>

☆「粗品がもらえる」「販売員の話が楽しい」などの雰囲気にひかれて、数カ月も会場に通い続け、その間に次々と高額な商品を契約させられてしまう、新たな手口のSF商法(催眠商法)の相談が寄せられています。

☆個別に声をかけられ勧誘を受けると断るのが難しくなります。粗品や楽しい話につられて会場に近づかないことが第一です。

 

 

☆長期間通い続けることで販売員との間に親しい関係性が構築され、断りにくい心理に陥ります。販売員の親切は契約させるための手口です。家族や周り  の人も気を配りましょう。

(5月19日)歌手の動画を見るつもりが、アダルトサイトから登録料金の請求

タブレット端末で、歌手の動画を見ようしたら、年齢確認ボタンを押したこと になっていて、突然、アダルトサイトの会員登録完了の画面になった。「誤操 作の方は24時間以内に連絡するように」との表記があったので、電話をしたと ころ、「すでに登録は完了している。登録料9万9千円の支払い義務がある」と 言われた。どうしたらよいか。(60歳代 男性)

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<ひとこと助言>

☆アダルトサイトには不用意にアクセスしないことが一番ですが、別のサイトや広告からアダルトサイトに誘導され、いきなり登録となるケースがあります。

「誤操作の方はこちら」「退会はこちら」などと電話をかけるよう誘導されることがありますが、決して連絡してはいけませんこれは電話をさせることが目的で、高額な請求をされたり、個人情報が知られたりする危険性があります。

 

☆お金を払うと取り戻すことは困難です。すぐに、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

(5月12日)電子レンジ 食品の加熱しすぎや庫内の汚れに気をつけて  

 焼き芋を作ろうとサツマイモを皿に載せ、ラップをかけないまま700W・7分間 の設定で加熱したところ、5分ほど経ったときに突然発火し、庫内から煙が出 てきた。(60歳代 女性)

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<ひとこと助言>

☆食品が少量の場合や、根菜類などの水分が少なめの食品では、思ったより短 時間で加熱が進み、食品の発煙・発火が起きることがあります。取扱説明書をよく読み、分からない場合には自動での加熱を避け、短時間ずつ様子を見  ながら加熱しましょう。

☆電子レンジの庫内に食品カスが付着していたり汚れが蓄積したりしていると、それが原因となり、突然、発煙・発火することがあります。日ごろからこまめに手入れを行い、汚れはその都度拭き取ることが大切です。

☆発煙・発火したときは、動作を停止させて電源プラグを抜き、扉を開けずに 煙や火が収まるのを待ちましょう。

(4月17日)断ったのに高額な『皇室』の本が送られてきた

数日前、高齢の母が「昭和50年代の天皇家のことが分かる楽しい本があるので 買いませんか。値段は3万6千円です」と電話で勧誘された。母は「新聞や本も 読めず興味ありません」と断ったが、宅配便で皇室に関する書籍が送付され、 受け取ってしまった。(当事者:80歳代 女性)

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<ひとこと助言>

☆注文や承諾をしていない商品が届いても、受け取る義務も支払う義務もありません。宅配業者に「受け取りません」と伝え、受け取り拒否をしましょう。受け取り拒否をしても宅配業者に迷惑はかかりません。

 

 

☆「確認が取れない荷物は受け取らない」というルールを、家族で作っておく  のも一つの方法です。

(4月8日)利用した覚えのない請求は支払わずに無視しましょう

未払い代金の債権回収をしているという業者からパソコンにメールが届いた。「滞納しているインターネット接続回線と有料サイト利用料の請求」とのこと だが、利用した覚えがない。「期日までに連絡しないと、法的手段に訴える」 と書いてある。業者には連絡していないが、どうしたらよいか。(80歳代 男 性)

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<ひとこと助言>

☆パソコンや携帯電話などへのメールで、利用した覚えのない料金を請求される「架空請求」に関する相談が寄せられています。

☆「期日までに連絡するように」などと書いてあっても、絶対に連絡してはい けません。業者からの請求がエスカレートしたケースもあります。

☆「訴訟を起こす」「弁護士対応になる」など不安をあおるようなことが書かれていても、利用した覚えがなければ決して支払わず、無視しましょう。

 

☆支払い義務があるかどうか判断できない場合や心配なときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

(3月13日)医療費などの還付金詐欺に注意!

自宅に市の福祉事務所を名乗って電話があり、「医療費を還付する案内のはが きを送っているが、届いていないか」と言われた。「届いていない」と答える と、「こちらで受け付けている。近くのコンビニに行って、ATMの前から指定の 電話番号へ連絡するように」と指示された。コンビニから連絡し、指示される ままにATMを操作したが、出てきた明細を見ると、約100万円を振り込んだこと になっていた。

(60歳代 男性)

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<ひとこと助言>

☆この手口は、電話で市役所や税務署、社会保険事務所などの職員を名乗り、医療費や税金の還付金があると言って、スーパーやコンビニなどのATMに誘導しますが、還付金がATMで支払われることは絶対にありません。

☆「お金が返ってくるので、携帯電話を持ってATMに行くように」と言われたら、還付金詐欺です。

 

☆このような電話があったら、相手の説明を疑い、すぐに警察やお住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

(3月9日)キャッシュカードと暗証番号をだまし取る詐欺に注意

取引のある銀行名を名乗り「あなたの個人情報が漏れているので、キャッシュ カードを交換する」と電話があった。約1週間後、新しいカードや書類、返信用 封筒が届き、「今使っているカードと、書類へ暗証番号を記載して返送するよ うに」と書いてあった。(70歳代 女性)

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<ひとこと助言>

☆実際に取引のある銀行を装って偽のキャッシュカードを送りつけ、「交換」などと称して、使用中のキャッシュカードと暗証番号を送らせる事例が報告されました。

☆金融機関が、キャッシュカードを返送させたり、暗証番号を尋ねたりすることは決してありません。このような連絡を受けても、絶対に返送しないでください。

 

☆少しでも怪しいと思ったら、取引している銀行、もしくは、お住まいの自治体の警察署や消費生活センター等にご相談ください。

(2月26日)『老人ホーム入居権を代わりに申し込んで』という電話は詐欺です

突然知らない業者から「老人ホームのパンフレットが届いたら連絡してほしい」 と電話で頼まれた。数日後に届いたので連絡すると「両親を入居させたい人が いるが、1人分しかないので権利を譲ってほしい。申込書に署名し、代わりに申 し込んで」と指示され、実行した。2日後にその老人ホームから「名義貸しは違 法行為で罪になる。100万円を払えば名前を消す」と言われ、怖くなって宅配便 で現金を送った。すると老人ホームの監査人と称する人から電話で「まだ罪が 消えていない。貯金はいくらあるか」と聞かれ、600万円と答えると「あと600 万円支払え、さもないとパトカーが行く」と言われた。(70歳代 女性)

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<ひとこと助言>

☆「老人ホーム入居権」に関する劇場型勧誘(買え買え詐欺)が依然として続 いています。不審な電話は相手にせず、すぐに電話を切ってください。

☆「名義を貸すだけ」などと説明があっても、後からさまざまな口実で金銭を要求されます。一度お金を払ってしまうと、次々に請求されることがあるうえ、取り戻すことは極めて困難です。不安に感じても絶対に払ってはいけません。

(2月18日)『見るだけでいいから』と勧誘され・・・展示会に呼ばれて何度も着物を購入

7年前、呉服店で小物を購入したところ、その1カ月後に着物の展示会に誘われ、 担当者が自宅に迎えに来た。「買うつもりはない」と伝えたのに、会場でスタッ フ数名に囲まれ、2点の反物のうちどちらがいいかと聞かれ「こっちが良い」と 答えただけで買ったような雰囲気になり、契約してしまった。その後も、「見 るだけでいいから」と誘われて参加すると、長時間勧誘されて断りきれず契約 することを何度も繰り返し、総額1千万円以上も使ってしまった。(70歳代 女 性)

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<ひとこと助言>

☆「見るだけでいい」などと誘われて展示会場に行き、一度契約をすると、その後、次々と勧誘されることがあります。必要なければきっぱり断りましょう。購入するつもりがなければ、展示会に行かないことも大切です。

 

 

☆誰にも相談できないまま契約を重ね、問題が深刻化する例もあります。被害防止のためには、家族や介護関係者など周囲の見守りが不可欠です。家の中に見慣れないものや不審な契約書がないかなど、日ごろから気を配りましょう。

(2月9日)美容医療サービス 十分な説明を求め契約は慎重に

<事例1>

チラシに付いていた美容外科の割引券を利用して、気になっていたほうれい線 にヒアルロン酸とコラーゲンを注射してもらった。3日後の今も右頬がピリピリ して紫色になっている。唇も痛い。(60歳代 女性)

<事例2>

「若返り」と書かれた折り込み広告を見て美容外科に行った。20日後の息子の 結婚式に間に合うと言うので、目尻にしわ取りの注射をしてもらったが、結婚 式当日になっても顔の腫れがひかなかった。事前に注射の内容やリスクの説明 はなかった。半年経った今も顔が腫れ、たるんでいなかったところがたるんで いる。(60歳代 女性)

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<ひとこと助言>

☆美容医療サービスの施術には身体への危険が伴います。広告等の情報をうのみにせず、施術内容、価格、リスクや施術結果の見通し等について、医師から分な説明を受けた上で、慎重に判断をすることが重要です。

☆説明や料金に納得できなかったり、施術に不安を感じたりしたら、その場で契約してはいけません。

 

☆痛みや腫れなどが取れない場合は、速やかに医療機関の診断を受けましょう。

(1月28日)『個人情報を削除します?』国民生活センターをかたる電話

国民生活センターを名乗る男性から電話があり「あなたの個人情報が3社に漏 れているので削除します。30分くらいしたらまた電話します」と言われた。そ の後「2社は削除出来たが、1社は出来なかったので○○さんを紹介します」と 電話があったが、意味が分からなかったので「そんなこと知りません」と言っ て電話を切った。怪しいと思う。

(60歳代 女性)

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<ひとこと助言>

☆国民生活センター等公的機関が「個人情報を削除する」などと言って電話をかけることは絶対にありません。公的機関を装って個人情報の削除を持ちかける電話は詐欺です。相手にせず、すぐに電話を切ってください。

 

☆話を聞いてしまうと、さまざまな理由をつけて金銭を要求してくるケースも 見られます。絶対に支払ってはいけません。

(1月21日)電子マネーで支払わせるアダルトサイトの請求

スマートフォンで、無料だと思ったアダルトサイトに入り「18歳以上」をタッ プしたところ、入会金として約10万円の請求画面が出た。慌てて「退会はこち ら」をタップすると業者に電話がつながり、「退会には20万円が必要。コンビ ニでプリペイド型電子マネーを購入し、その番号を教えるように」と言われた。 コンビニの店員に「詐欺では?」と制止されたが振り切って購入し、業者に番 号を教えた。しかし、その後も「データを消すために20万円払え」などとしつ こく電話で請求がある。(60歳代 男性)

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<ひとこと助言>

☆最近、匿名性の高さから、コンビニ等で電子マネー(プリペイドカード等)を購入してそのカード番号を伝えるよう要求されるなど、電子マネーを不正に取得しようとする業者とのトラブルが見られます。

☆カード番号のみでやり取りができるタイプの電子マネーでは、一度相手にカード番号を伝えたり、指示された番号にチャージしたりすると、取り戻すのは困難になります。業者に指示されても従わないようにしましょう。

☆業者に連絡することで個人情報が知られ、さらに請求を受ける可能性もあります。安易に連絡しないようにしましょう。 ☆困ったときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。

(1月15日)飲み物や汁物の突沸に注意

<事例1>

牛乳をカップに入れて電子レンジで温めたら、爆発音がして半分以上の牛乳が 庫内に飛び散った。今まで毎日のように同様の方法で牛乳を温めていたが、こ のようになったのは初めてだ。(70歳代 男性)

<事例2>

みそ汁の入った鍋をガスこんろで温め直したところ、みそ汁から突然ポンと破 裂音がして中身が飛び散り鍋も飛んだ。(60歳代 女性)

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<ひとこと助言>

☆飲み物等を加熱した場合、爆発するように沸騰し、中身が飛び散る「突沸(とっぷつ)」という現象が起こることがあります。突沸は前触れなく起こるため、やけどを負う恐れがあります。

☆電子レンジで飲み物等を温める場合は、温めすぎないようにしましょう。取り出した際の振動や、取り出した後に砂糖を入れるなどの刺激が加わると突沸することもあります。温めすぎた飲み物はすぐに取り出さず、扉を開けな いで1~2分冷ましましょう。

 

 

☆ガスこんろやIHクッキングヒーターを使ってみそ汁等の液体を温め直すとき は、火力を弱めにし、かき混ぜながら行いましょう。