2017年 国民生活センター見守り情報

消費者ホットラインは電話番号188へ(近くの消費者相談センターに繋がります)

11月21日

焦る「親心」に付け込む結婚相手紹介サービス業者に注意

自宅に「結婚適齢期のお子さんはいませんか」と結婚相手紹介サービス業者か ら電話があり、訪問を了承した。

「息子さんの収入は関係ない。来年までに結 婚できるようにする」と説明され、業者が提供する親の会の入会金5万円を支 払った。

しかし、何度催促しても相手を紹介してもらえない。説明と違うので 解約したい。

(70歳代 女性)

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<ひとこと助言> ☆親に対して電話や家庭への訪問を行い、親心に付け込んで契約をさせる結婚相手紹介サービス業者とトラブルになるケースがあります。中には「子の未  婚は親の責任」と不安をあおり、契約を迫るケースもみられます。

☆子どもを心配する親心に付け込み、「絶対結婚できる」などと断言するような業者には十分注意しましょう。

☆結婚について子どもと十分に話し合うことが大切です。その上で、複数の業者  を比較検討し、サービスの内容等を契約書等で確認しましょう。


11月14日

鍵の修理 高額請求にご注意

玄関扉の鍵が開かなくなり、インターネットで探した業者に電話をかけた。

料 金を確認すると「錠前交換は1万5千円ほど」と言われたので、依頼して来ても らった。

作業後「料金は4万5千円」と言われたため、「話が違う」と抗議をす ると、「2万円以上の錠前を取り付けた。工賃と合わせてこのくらいになる」と 言われ、しかたがないので現金で支払った。

(60歳代 男性)

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<ひとこと助言>

☆インターネットや電話帳等を見て依頼した鍵の修理や交換などの出張サービスで、説明された金額よりも高額な請求を受けたという相談が寄せられてい ます。

☆緊急事態なので慌てて契約してしまいがちですが、依頼する際は作業内容と 料金(鍵の代金、技術料、出張費、割増料金の有無等)をよく確認しましょう。

作業前に再度、料金の確認をすることも大切です。

☆作業時は、家族や周りの人に立ち会ってもらいましょう。


10月31日

高齢者の生活同線を点検して転倒事故を防ぎましょう

<事例1> トイレに行こうと歩いていて廊下の段差で転倒した。鼻を骨折していた上、くも膜下出血と診断され入院となった。(80歳代 男性)

<事例2> パンを食べようとキッチンへ行ったところ、トースターのコードに引っかかって転倒。キッチンで額を打ち出血したため、病院に搬送された。(80歳代 男性)

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<ひとこと助言>

☆家庭内で転倒し骨折するなど、高齢者の日常生活における転倒事故が報告されています。

☆高齢者は加齢等による身体機能の低下により、自宅のような慣れ親しんだ場所でも事故に遭うリスクがあります。高齢者の心身の変化に合わせて、家族などが家庭内の環境を再確認しましょう。 ☆段差や電源コード、暗い場所など転倒の原因となりそうなものを減らしたり、家電製品の配置に気をつけたりするなど、高齢者の生活動線を点検することが大切です。

☆定期的に電話をかけたり訪問したりするなど、家族や周囲の人が高齢者とコミュニケーションを取り、様子を見守りましょう。


10月24日

「危険な状態」と、ガソリンスタンドでタイヤ交換を勧められた

市外へ出かけた際、給油価格が安かったので有人のガソリンスタンドに立ち 寄った。

給油中に店員が「タイヤの空気圧に異常がある。パンクの可能性があ る」と言ってきた。

タイヤは溝がすり減っておらず走行距離も1万キロなので 交換の必要はないと思ったが、「素人にはわからない。危険な状態だ。このま までは事故になる」とタイヤを外して点検しながら言われ、断りきれずタイヤ 交換を了承してしまった。前輪2本の交換で約3万5千円を支払った。(60歳代  男性)

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<ひとこと助言>

☆ガソリンスタンドでの給油中の点検をきっかけに、「このままでは危険」「事 故につながる」などと不安をあおられ、本当に必要か疑わしいエンジンオイルやタイヤの交換、修理などを迫られたという相談が寄せられています。

☆たまたま立ち寄ったガソリンスタンドで交換や修理を勧められても、その場では決断せず、日ごろの点検で車両の状態をよく知っているディーラーや整備会社などに相談して、交換や修理をするか検討しましょう。

☆車の所有者や運転者も、日ごろから車の点検や整備を行う義務があります。前照灯や方向指示器の動作、タイヤ・エンジンオイル・バッテリーの劣化具合など、基本的な車の状態は把握できるようにしましょう。

☆不審に思ったときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。


10月11日

「アダルトサイトとのトラブル解決」をうたう探偵業者に注意

以前トラブルに遭ったアダルトサイト業者から「裁判所から督促状が届く」等 と度々電話がかかってきた。

インターネットで「消費者センター」を探して電 話したところ「解決に5~7万円かかる」と言われた。

お金がかかるのはおかし いと思い「消費生活センターか」と尋ねると「公安委員会に届出をしているの でご安心ください」と言われ、あやしいと思い電話を切った。名前と電話番号 を知られている。大丈夫か。(60歳代 男性)

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<ひとこと助言>

☆アダルトサイトのトラブルを解決しようと、インターネットで探した「返金・解決ができる」等とうたう窓口に電話したところ、実際には探偵業者だったため、問題は解決しないのに料金を請求されたという相談が寄せられてい ます。

☆「消費者○○センター」など、自治体の消費生活センターと似た名称を名乗る探偵業者もあるので、注意が必要です。

☆不安に思ったら、早めにお住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。


9月26日

訪問して買取を行う業者との契約は慎重に

「不用品があれば買い取る」と女性が訪問してきた。突然だったので、すぐに は用意できないことを伝えると、1時間後に今度は男性が来た。

いらない洋服等 を出したが「壊れた宝飾品があれば出してほしい」と言われ、指輪等を含めて 2万5千円で買い取ってもらった。

その後、形見の指輪を渡したことを後悔し、 また買い取り価格が安すぎると思い、買い戻したいと電話をしたところ「商品 は別の業者に渡してしまった」と言われた。

(60歳代 女性)

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<ひとこと助言>

☆自宅で物品を買い取ってもらう訪問購入では、購入業者は突然訪問して勧誘することはできません。このような行為を行う購入業者を家に入れないようにしましょう。

☆購入業者は、前もって電話等で連絡した場合でも、消費者が事前に承諾した買い取り対象以外の物品について売却を求めることはできません。

「貴金属 はないか」などと当初とは違う物品の売却を突然求められたときは、きっぱ りと断りましょう。

☆訪問購入はクーリング・オフが出来ます(法律で定められた書面を受け取った日を含めて8日間)。

この期間内は購入業者に物品を引き渡さないこともできるので、物品を渡さないことがトラブルを防ぐ一つの方法となります。


8月29日

配置薬 使用期限が切れて処分したら代金を請求された

配置薬の業者が、ここ6年ほど薬の入れ替えに来なかったので、1年前に、残って いた使用期限切れの薬を廃棄した。

しかし、最近になって突然、業者が来訪し、「もう一度、置かせてほしい」と勧誘してきた。

断ったところ、廃棄した分を 含む薬代3万8千円を支払うように言われた。

(70歳代 女性)

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<ひとこと助言>

☆「配置薬」とは、販売員が消費者宅へ薬を預け、次回の来訪時に消費者が使った分の薬代を支払う仕組みです。配置薬は、勝手に処分するとその分の代金を請求される場合があります。

☆長期間訪問がない場合でも、使わない薬は自分の判断で処分せず、解約を申し出て引き取ってもらいましょう。

☆配置薬の販売員には、法律により身分証明書の携帯が義務付けられています。

来訪時には、提示を求め、連絡先をメモしておきましょう。


7月26日

「墓を引越しする」と言ったら、寺から高額な費用を請求された

遠方の寺の檀家となっており、亡くなった両親の遺骨や先祖の位牌がある。

高 齢で、遠くまで墓参りに行けないので、遺骨等を家の近くの合同納骨堂に移し たい。寺に問い合わせると「250万円支払うように」と言われた。支払うべき なのか。

(70歳代 女性)

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<ひとこと助言>

☆墓を撤去し、遺骨を他の寺などの墓に移す際に、高額なお布施(檀家をやめるときに寺へお礼として慣習的に支払う、いわゆる「離檀料」)を要求されたという相談が寄せられています。

☆こういったお布施については明確な基準等はないため、金額に納得がいかない場合は、基本的には寺と話し合うことになります。

☆墓の引っ越しは勝手にすることが出来ず、一般に、墓地管理者である寺から 「埋蔵(埋葬)証明書」をもらったうえで自治体に申請し、「改葬許可証」を受け取ることが必要です。

☆また、一般的に墓を移転する際は、墓を撤去し更地にする費用、新たな墓の購入費等が必要となります。


5月23日

格安スマホ 契約前にサービス内容を確認しましょう

格安スマホをインターネットから契約したが、使い方や不明な点を問い合わせ たくても、実際の店舗がなく、サポートの電話窓口しかないが、何度かけても 話し中でつながらない。

家族や周りの人に聞きながら使ってきたが、事業者に しか分からないこともあると思う。何とかしてほしい。(60歳代 男性)

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<ひとこと助言>

☆いわゆる“格安スマホ”を契約して使ってみたところ、今までの携帯電話と 同じ内容のサービスが受けられなかったという相談が寄せられています。

☆格安スマホ会社の中には実際の店舗がなく、故障時の対応や問い合わせ窓口が電話やホームページ等に限られている場合もあります。契約前に、サポート体制等サービス内容についてよく確認しましょう。

☆格安スマホは、独自のメールアドレスの提供がなかったり、故障時に代替機 の貸し出しサービスが有料であったりするなど、今までの携帯電話会社とサ ービス内容が違う場合があります。自分が必要とするサービスを確認し、よく検討してから契約するようにしましょう。


3月14日

 国民生活センターを名乗るニセ電話 絶対にお金を渡さない

  

国民生活センターを名乗る人から電話があり「あなたの個人情報が漏れて、通信販売業者など3社に登録されている。名義を変更しなくてはならない」と言われ、名義を貸してくれるというNPO法人に所属する人を紹介された。後日、その人から、「震災関連の除染機械1600万円を名義変更前のあなたの名前で購入し

てしまった。このままお金を払わないと、あなたも警察に捕まってしまう」と言われ、指示どおりに500万円を小包で送った。その後、心配で電話をかけたがつながらない。

70歳代 女性)

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<ひとこと助言>

☆電話で国民生活センター等の公的機関をかたり、「個人情報が漏れている」などと話し、最終的にお金をだまし取る詐欺が後を絶ちません。

☆国民生活センターが「個人情報が漏れている」などと電話をかけることは絶対にありません。相手にせず、すぐに電話を切ってください。

☆お金を渡してしまうと、取り戻すことは極めて困難です。決してお金を渡してはいけません。

☆電話に出ると切りにくくなります。留守番電話機能を利用して、かかってきた電話には出ないで、必要な相手にだけ電話をかけ直す方法も有効です。



2月8日

骨折も!買い物中の転倒に注意

 <事例1>

大雨の日にコンビニの入り口にあるマットの上で一歩右足を踏み出したとき、 マットが滑って止まらなかったため左ひざをついてしまった。

その際、バキッ と音がした。救急車で搬送され、翌日手術した。左ひざ骨折の重傷だった。

(70歳代 女性)

<事例2>

売り場の通路に放置された商品の補充に使われる台車の車輪部分を踏んで、転 倒し、救急車で運ばれた。腕を骨折した。(60歳代 女性)

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<ひとこと助言>

☆店舗や商業施設の買い物中に、滑る、つまずく等による転倒事故が起きてい ます。特に高齢の女性の事故が多く、高齢になるにつれて骨折などの治療期間が1カ月以上のけがとなるケースが目立ちます。

☆雨の日の店舗入り口は床が濡れており、滑りやすいです。鮮魚コーナーや冷凍ケース等の周辺なども、床が濡れていることがあるので、気をつけましょう。

☆買い物中は商品に気を取られがちですが、段差や床に置かれた台車や商品等につまずかないように、足元や周囲に注意を払いましょう。

☆床が濡れている等、危険だと感じたときは、お店の人に申し出て安全策をとってもらうようにしましょう。



1月31日

無料のはずが有料だった アダルトサイトのトラブル

 パソコンでアダルトサイトが「無料」と表示されていたのでクリックした。 「18歳以上」をクリックした後に年齢を入力したら、有料登録になり13万5千 円の料金請求画面が表示された。

「退会の手続き」の画面があったので、自宅 の固定電話から連絡をし、有料だとは思っていなかったことを伝えたところ、「申し込んでしまったのでキャンセルはできない。明日の14時までに支払わな いと料金が25万円になる」と言われた。(70歳代 男性)

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<ひとこと助言>

☆無料だと思ってアダルトサイトを閲覧し、動画再生ボタンなどをクリックしたら、突然、「登録完了」などの画面が現れ料金を請求されたという相談が後を絶ちません。「無料」のキーワードでサイト検索をしても無料サイトとは限りません。安易にクリックしないようにしましょう。

☆「退会はこちら」「誤操作の方はこちら」等の案内があっても、決して連絡 してはいけません。支払いをさらに求められたり、個人情報を聞き出されたりする危険があります。

☆事業者にお金を支払ってしまうと、取り戻すことは困難です。慌てて支払わないようにしましょう。



1月17日

「お金が戻ってくるのでATMに行くように」は詐欺です

 市役所から「4年分の医療費の還付金が2万円ほどある」と電話があった。

「手 続きは今日中だが、取引銀行はどこか」と聞かれたので答えると、銀行から電 話をさせると言って切れた。すぐに銀行から電話があり、家の近くのATMで待ち 合わせることとなった。

しかし、ATMに行くと、「急用で行けない。これから電 話で手続きを案内する」と言われ、指示通りにATMを操作した。その後すぐ通帳 を見ると100万円近く引き出されていた。(70歳代 女性)

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<ひとこと助言>

☆高齢者を狙った還付金詐欺のトラブルが後を絶ちません。

☆「お金が戻ってくるので携帯電話を持ってATMへ行くように」と言われたら還付金詐欺です。行政や金融機関の職員が還付金等の受け取りのためにATMの操 作を行うように連絡することは絶対にありません。

☆「手続きは今日中」などとせかされても、慌てないことが大切です。周囲に相談するなど、冷静に対処しましょう。一度お金を支払ってしまうと、取り戻すのは極めて困難になります。



1月11日

ウェブサイト閲覧中のニセの警告音にだまされないで

 パソコンで動画を見ていたら、突然警告音が鳴り出し、止まらなくなった。パ ニック状態になり、画面に出ていた「対策をする」という表示のあった電話番 号に連絡してしまった。

電話の相手が、1万円ほど払えば音を消してくれると 言うので、仕方なくお願いし、クレジットカード番号を教えた。相手の指示に 従いパソコンを操作した後、遠隔操作により警告音と画面は消えたが、不審で ある。(60歳代 男性)

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<ひとこと助言>

☆パソコンでサイトの閲覧中に、突然、警告音が鳴り出し、「ウイルスに感染 した」等という警告表示が表れたまま消えず、画面上の電話番号に連絡させるように仕向ける事例が報告されています。音や画面表示が出ても、とにか く慌てず、落ち着くことが大切です。

☆画面の連絡先に電話をすると、「警告音や画面を消すため」とウイルス対策 ソフト等をインストールさせられ、料金を請求されることがあります。決して画面の連絡先に、電話をしてはいけません。

☆警告音や画面を消す方法は独立行政法人情報処理推進機構(IPA)のホームペ ージが参考になります。